伝統芸術手摺木版画 廣重筆・英泉筆 大錦木曽街道六十九次を買取り致しました。

スタッフからのコメント

練馬区のお客様より遺品整理の際にお電話をいただきましてお伺いさせていただきました。
今回買取致しましたものは伝統芸術手摺木版画 廣重筆・英泉筆 大錦木曽街道六十九次 (中津川変わり図含んだ70枚セット) になります。
昭和５２年に日本版画研究所から刊行された復刻木版画ですが中古市場でも人気の高いシリーズになりますので高額査定となりました。
他にも絵画や贈答品など多くのお品をお譲りいただきました。ご依頼くださいまして誠にありがとうございました。

【木曽海道六十九次】
江戸・日本橋と京・三条大橋を結ぶ中山道の69カ所の宿場、出発地点の日本橋の合計70枚で構成されている。

中山道の宿場数は69であるが、この連作では出発地の日本橋を1番とし、最後の大津宿を70番とする朱印が入っている。

図版のタイトルは、広重が描いたものは全て「木曽海道六拾九次之内 〇〇」であるが、英泉が描いた板橋・蕨・大宮・上尾・倉賀野・沓掛・追分・塩尻・奈良井・藪原・馬籠・鵜沼・草津は「木曾街道 〇〇」、日本橋は「木曾街道 續ノ壹 日本橋」、浦和・本庄は「支蘓路ノ驛 〇〇宿」、桶川・深谷は「岐阻街道 〇〇」、鴻巣は「岐岨街道 鴻巣」、熊谷は「岐阻道中 熊谷宿」、岩村田は「木曾道中 岩村田」、野尻は「木曾路驛 野尻」、河渡は「岐阻路ノ驛 河渡」、坂鼻・坂本は「木曽海道六十九次之内 ○○」である。