歌川広重(安藤広重)の復刻木版画『雪月花』など買取り致しました。
買取した品 | |
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浮世絵 木版画 | |
買取方法 | 出張買取 |
お住まい | 千葉県市川市 |
買取参考価格 | 20,000円 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
市川市のお客様よりご実家の建替え前の整理の際にお電話をいただきましてお伺いさせていただきました。
今回買取いたしましたのは歌川広重(安藤広重)の復刻木版画『雪月花』です。
アダチ版画研究所が制作の大判木版画三枚続が三組セットになります。長期保管されていたために残念ながら所々シミ汚れが見受けられましたが人気の高い復刻シリーズになりますので精一杯の査定をさせていただきました。
ご依頼くださいまして誠にありがとうございました。
【ヒロシゲブルー】
歌川広重の作品は、ヨーロッパやアメリカでは、大胆な構図などとともに、青色、特に藍色の美しさで評価が高い。
この鮮やかな青は日本古来の藍(インディゴ)の色と間違えられることがあるが、当時ヨーロッパから輸入された新しい顔料であるベロ藍つまり紺青である。木版画の性質から油彩よりも鮮やかな色を示すため、欧米では「ジャパンブルー」、あるいはフェルメール・ブルー(ラピスラズリ)になぞらえて「ヒロシゲブルー」とも呼ばれる。
ヒロシゲブルーは19世紀後半のフランスに発した印象派の画家や、アール・ヌーヴォーの芸術家らに影響を与えたとされ、当時ジャポニスムの流行を生んだ要因の一つともされている。