アルフォンス・ミュシャのリトグラフなど買取り致しました。
買取した品 | |
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絵画 リトグラフ 花器 煎茶道具 | |
買取方法 | 出張買取 |
お住まい | 東京都北区 |
買取参考価格 | 40,000円 |
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
スタッフからのコメント
北区のお客様より遺品整理の際にお電話を頂きましてお伺いさせていただきました。
お母さまが生前楽しまれていた絵画・リトグラフの他、竹の花籠、花瓶、煎茶道具など一点ずつ査定をさせていただきました。リトグラフはヤケやシミ等なく付属品もございましたので精一杯の査定をさせていただきお客様にご満足いただける価格にてお譲りいただきました。
ご依頼くださいまして誠にありがとうございました。
アルフォンス・ミュシャ
植物模様や流れるような曲線が特徴のアール・ヌーヴォーにおける代表的な画家として、今なお多くの人を魅了し続けているチェコスロヴァキアの画家、挿絵画家、舞台美術家です。
多くのポスター、装飾パネル、カレンダー等を制作しました。ミュシャの作品は星、宝石、花などの様々な概念を女性の姿を用いて表現するスタイルと、華麗な曲線を多用したデザインが特徴です。
アール・ヌーヴォー様式が流行していたパリの「ベルエポック」時代、大女優サラ・ベルナール主演の舞台『ジスモンダ』の宣伝ポスターで大きなセンセーショナルを巻き起こし有名となりました。以後、ポスターをはじめ、装飾パネルなど数々の耽美で幻想的な女性イラストレーションを制作し、アール・ヌーヴォーの巨匠としての地位を確立しました。
1900年に開催されたパリ万博は、ミュシャ様式を世界に広めた重要なイベントで、またアール・ヌーヴォーが勝利した展覧会と称されるほど、このベル・エポックの時代はアール・ヌーヴォーの絶頂期でした。
1900年以後はポスター制作と少し距離を置き、スラヴ民族1000年にわたる大叙事詩の絵画化構想を抱き、資金集めのためアメリカに渡ります。帰国後、『スラブ叙事詩』の制作に時間を費やし、完成したのは1926年。
1930年代に最後の大作「理性の時代」「英知の時代」「愛の時代」といったミュシャの理想の世界を描いた3部作の構想が生まれますが、未完に終わりました。